私の好きだけが、私を守ってくれる

こんにちは、中村です。

 


おじさんに片足を突っ込んでいる私ですが、そんな私の耳にも届くほどに、女子たちの中でシール集めが流行しているらしいですね。私が小学生の頃にも流行っていた記憶があるので、20年ぶりの大ブームということになるんでしょうか。丸一塾の中でも、休み時間にシール交換をしている生徒がいるとかいないとか。

 


そしてどうやら「ボンボンドロップシール」とやらが人気とのこと。最近SNSでは、それに対する多少行き過ぎた加熱ぶりが揶揄されたり、馬鹿にされたりしているのをよく目にします。私自身はよく分かっていないので、このブームに対して元々は特になんとも思っていなかったのですが、ここまで事が大きくなってくると、ちょっと思うところが出てきました。

 

 

少し話は逸れるんですが、そういえば半年ほど前にはラブブなんてものも流行っていましたよね。そのときにも販売店舗には行列ができ、今回と同様に商品の買い占めや高額転売などがニュースになっていました。そうやってみんなこぞってバッグやら何やらにぶら下げていたことはまだ記憶に新しいのですが、

 

 


あんなに人気だったラブブ、どこいっちゃったんですか???

 

 

 

私は世の流行り物に強い関心があるタイプではないので、もちろん追いきれてない(私の知らないところで流行っている)ものはたくさんあるのかもしれません。それゆえここからは「私の観測できる範囲」でのみの話になりますが、最近の流行ってやつ、なんか異常じゃないですか?

 

 

「好きな人が多いから大ブームになっている」のではなくて「流行しているから自分も好きになる(購入する)」みたいな人が多い気がするんですよね。因果が逆と言いますか。

 

 


もちろん小中学生にとって、友人間で盛り上がれる瞬間があることはとても大事です。私も小さい頃は人並みにトレーディングカードやテレビゲームをやっていましたからね。そのときにしか感じられない熱は確かにあるはずで、純粋に楽しんでいる彼ら彼女らを否定する気は全くありません。

 


でも、ラブブやシール集めをはじめとした最近の流行りモノ、その流行り方に違和感を覚えるのもまた事実なんです。多様性や個性が云々と声高に叫んでいる割には、結局みんなと同じであることに執心しているように見えて、「キミは本当にそれが好きなの?」と聞きたくなってしまいます。だって、ブームが去ったらいらなくなってしまうようなものを本当に好きだったなんて、どうしても思えないじゃないですか。まあそこまで意地は悪くないので、わざわざ聞きませんけどね。

 

 

 

こういった流行りものを手に入れたいという気持ちは、ある種の承認欲求なんだろうな、と感じています。

ただ流行ってるから、なんとなく買う
好きでもないのに、渋々集める
インフルエンサーが持ってるから、ステータスとして身につける

みたいなところがあるな、と。

でも私は、周りがどうとかは一切関係ない「自分はこれが好きだ」という対象を見つけることこそ、本当に大事なことなんじゃないかと思うんですよ。

 

 


少なくとも私は自分がそういう類の「好き」をいくつも持っている自負があります。世間での流行り廃りや、周りの人間の評価を問わず、ただ好きだから集める、追いかける、遊ぶ、といった対象をたくさん持っています。よく塾生に「生きてるのが楽しそう」と言われる理由はこれなのかもしれません。

 

 


どうか自分の「好き」を見失わずにいてほしいと願う、雪の日でした。ではまた来月。