東出です。
すっかり日が落ちるのが早くなってきて、
肌寒い一方で爽やかな秋の陽気になってきました。
食欲の秋とは言いますが最近漬物作りに凝っておりまして、
毎日の食事の一品として常備していられるので非常に重宝しています。
特にハマっているのがかぶの千枚漬け。
塩をふった薄切りのかぶに刻んだ昆布と酢をまぶし、
1日おいておくだけで簡単に作れます。
ご飯のおかずにもつまみにも最高のお供ですね。
基本的に野菜に塩を振って重石を置けばたいてい漬物になるのですが、
「野菜を塩で漬ける」ことが漬物作りの基礎です。
基本の塩漬けに砂糖やら唐辛子やらの調味料を加えてアレンジをすることで
様々な味に派生するわけですが、「野菜の塩漬け」という基本はブレてはいけないですよね。
砂糖で漬けはじめた瞬間に、おそらく漬物とは別のものに変化してしまいます。
(広義では漬物に含まれるのかもしれませんが。)
基礎がブレてはいけないのは勉強も同じです。
よく保護者様(特に塾を探していらっしゃる)から
「塾でしか知ることができないテクニックを教えて欲しいです!」
と言ったご意見をいただきます。
あくまで東出の意見ですが「そんなものは存在しない」ですね。
もちろんテクニカルな方法あるにはあるのですが、
テクニックを求める生徒はたいてい基礎がなっていない場合が多いので、
そもそもその方法を使いこなせません。
逆に基礎をしっかりと身につける努力を続けると、
自然とテクニカルな方法にも気づくことができます。
近道を求めても自身の能力が釣り合っていないと、
道に迷ったり事故に遭う確率が高まってしまいます。
まずはコツコツと基本を学んでください。
勉強も漬物も、アレンジをするのは基礎が身についたその後です。