失敗は成功のもと?

どうも、東出です。

 

失敗は成功のもとなんて言葉がありますが、私はこの言葉は半分正解で半分不正解だなと考えています。

 

失敗なんてものは小さいものから大きいものまで、生きていればしょっちゅう出会うものです。かくいう私も最近味噌づくりに失敗しました。

 

東出家では毎年冬ごろに味噌を仕込むのですが、半年経った頃に天地返しといって均等に醗酵させるために味噌を混ぜる作業を行います。この天地返しが我が家の夏の恒例行事なのですが、今年もやってみるとどうも様子が違う。

 

例年の夏頃だとまだまだ醗酵が進んでいないのですが、今年はがっつり味噌のカラメル色になってしかも味がやや酸っぱい。どうも塩の量が少ないとこうなるようなのですが、確かに今年は塩をやや少なめに仕込んでいました。

 

食べられない味ではないのですが、毎年楽しみにしていた味とは違うので少々がっかりしましたね。

 

…失敗には取り返しのつく失敗と取り返しのつかない失敗の2種類があります。初めに「失敗は成功のもと」に正しい面と間違った面があるよとお伝えしたのはこれが理由です。

 

大抵の失敗ごとは大したことがない場合が多いです。ですが大人になって責任が重くなると取り返しのつかない失敗をしてしまうことも1回か2回はあります。小さな失敗を放置した結果大きな失敗になることもありますし、失敗していることに気づかず大ごとになってしまうこともあるでしょう。成功のもとにできないくらい再起不能になる可能性もあります。

 

失敗しないに越したことはありませんが、それは不可能に近いのでどちらにせよ失敗に備えることは大切ですね。要はやるべきことをやっておきましょう、という話です。

 

ちなみに酸っぱい味噌はサバの味噌煮にしたり野菜を漬けると美味しいそうです。リカバリーの効く類の失敗でしたね。これから1年間のおつまみが決まりました。